ニューヨーク邦楽事情 その1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 |
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私が最初に考えたこと 96年にコネチカット州からニューヨークのマンハッタンに引っ越してきて、 「さて何から始めようか?この街で?」 まずはお琴を、お金をかけずに人に見せるためには...。 そうか、夏になると公園に人がたくさんいるよなー。 一度行って弾いてみるか!と、思いつきで始めたストリートパフォーマンス。 しかし実際は、思ったほど楽ではなかった。マイクを使うためにはニューヨーク 警察の許可が必要らしい。本当に手続きに時間がかかる。すでにトホホ...。疲れ る。 97年の夏には、18人のメンバーがそれぞれお琴をかつぎ、バスや地下鉄でマン ハッタン中心部のニューヨーク大学にほど近い、ワシントンスクエアパークに11 時に集合。 (写真bQ) 多くのメンバーが彼、彼女、または伴侶を引き連れての登場。 ご苦労さま。思わず頭が下がる。 2メートルもある、長い得体の知れない物を担いだ人間がまとめてバスに乗って くれば、さすがのニューヨーカーも??? もちろん、車内はしィ〜〜〜ん!目がテン。 (ちなみにニューヨークは交通手段が発達しているので、車を持つ必要性があま りないかも。 でも自分で楽器を担いで移動しなくちゃならないから、演奏以前に人並みはずれ た体力が必要ですよねー。) ある日バスの中で、ある子供が近くに来て "Excuse me. Is this a coffin?" 「すみませ〜ん。おねえさ〜ん。これって棺桶でしょ?誰が死んだの?」 一同「.....(棺桶かー。そう言われてみれば...!?)」 こんな質問にも少しづつ慣れるメンバー。聞かれたら聞かれた以上のことまで答 えてあげましょ!!とアメリカ式の考え方に基づき、フレンドリーにお琴の説明 をバスの中で始めるアメリカ人あり。 すぐに友達気分になりやすいこちらの人たちですから、車内はお琴の話で盛り上 がり、後で演奏を見に来る約束までとりつける!(デカしたっ!!) そして、本当に見に来てくれた人。ナント最後には見ているだけではつまんな〜 い、ときた。 それでは誰でもよく知っている「きらきら星」でも弾いてみましょう!!という ことになり。やれば意外と出来る。結構楽しいんですよ。そしてお客さんの多く は、Tipとして$1〜$5程度を缶の中に入れて下さるのです。(うれしい〜) このような事を続けているうちに、次々と演奏の機会が与えられて、昨年は当時 野茂選手が所属していたニューヨークMETSが行っている「アジアナイト」に、 日本サイドの代表として日本舞踊のグループと共に参加しました。(写真bR) |
今年の3月に、ドイツ人作曲家のよる琴とトロンボーンの為の曲 [starands] を |
@@最近の邦楽は...。 |